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　上海支社を開設してからほぼ1年。社員数も順調に増えて、現在13名。広いと思っていたオフィスも随分と手狭に感じられるようになったので、200平米ほどの少々広めのオフィスに引っ越しました（27階建の27階ということで、見晴らしが大変素晴らしい…らしい）。近々20名に社員を増強する予定ですが、このオフィスなら3０人くらいまで収容出来そうです。

　新しいオフィスは、日本の大阪で言うと梅田の次の駅くらいにあるビジネス街に所在します（というか、するらしい…まだ見ていないので支社責任者の発言を鵜呑み）。
　思い起こせば上海雑技団の近くのビルの一室に上海支社を開設した当初は、言語では伝えづらい微妙なニュアンスの伝達に本社のスタッフはずいぶん苦労したものですが、現支社長の周さんが本社に勤務を始めて以来、本社支社間のワークフローが劇的に改善し、今や上海支社はクレヨンに無くてはならない重要なポジションを占める存在となりました。
　昨今、連日マスコミで報道される中国関係の事件で、中国に対する不信や疑念が募る中、当社の上海スタッフは本当に能力が高く、残業もいとわず一生懸命働いてくれています。日々謝々。
　ワークフローと言えば、今、上海支社絡み事案の中で一番の悩みは、ずばりインターネットのトラフィックです。上海のインターネット網は日本ほど発展しておらず、未だADSLが主流。
　光の1Gbpsに順応した小脳モデルには何とも耐え難い速度です。新しい事務所では2回線を用意しましたが、それでもビデオ会議やコンピューター端末の遠隔操作には荷が重いと思われ、早急なインフラの整備を待つばかりです。
　ともあれ、現在恐らく地球上で一番急激な発展を遂げている上海のこと。近々劇的に改善されるものと期待しています。習近平（市共産党委員会書記）さん（この人は李克強氏と並んで、次期国家主席と目されている人だそうです…）よろしくお願いします。